アユの体長や重さを計測する漁協職員=富山市婦中町塚原

アユの体長や重さを計測する漁協職員=富山市婦中町塚原

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今年のアユは「大きめ」 神通川で成育調査

北日本新聞(2016年6月10日)

 富山漁協(藤田信弥組合長)は9日、アユ漁解禁を前に富山市の神通川で成育調査を行った。平均体長は15・9センチ(昨年13・8センチ)、平均体重は39・4グラム(同23・7グラム)。現在の調査方法となった2003年以降で最大だった。

 同漁協役員や職員、日本釣振興会県支部メンバーが参加。大勢の釣り愛好家が見守る中、遡上(そじょう)してきたアユを友釣りと投網で捕らえ、神通川緑地公園(同市婦中町塚原)で体長と体重を計測した。

 水温は17度で、釣果は友釣り16匹、投網89匹だった。同漁協によると、例年は4、5月に雪解け水で増水するが、雪の量が少なく水量が安定したことで餌の藍藻(らんそう)が保たれ、大きめに育った。今年は天然アユの遡上が多く、昨年よりも釣果が期待できるという。

 神通川のアユ漁解禁は釣り漁が16日午前5時、網漁が21日正午となっている。

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