南砺市の浄土真宗ゆかりの古道「道宗道(どうしゅうみち)」をコースに取り込んだトレイルランの第3回大会が10月9、10日に開かれることになった。実行委員会メンバーらが13日、北日本新聞砺波支社でPRポスターやチラシを披露し、県境を越えた出場者呼び込みに意欲を見せた。
道宗道は行徳寺(同市西赤尾町・上平)と井波別院瑞泉寺(同市井波)を結ぶ古道。今年の大会は約35キロのロングと、約16キロのミドルの2コースで実施する。実行委の楠則夫事務局長と井波地域自治振興会連絡協議会の三谷直樹会長は、金沢市と結ぶバスが本格運行されたことを受け、「金沢経由で広域的に出場者を集められる環境が整ってきた」と述べた。
出場申し込みは、インターネットの「RUNNET」で受け付けている。大会は北日本新聞社後援。