バラや宿根草の手入れをする会員=森のふれあい館前

バラや宿根草の手入れをする会員=森のふれあい館前

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おとぎの森公園に英国風庭園 高岡バラ会

北日本新聞(2016年6月15日)

 高岡バラ会(三屋勉会長)が、高岡市佐野の高岡おとぎの森公園の「森のふれあい館」に新たに整備した庭園が見頃を迎えている。四季咲きのバラに宿根草や多年草を組み合わせ、1年を通じて花を楽しめるように工夫した。会員たちは「園芸初心者でも育てやすい花をそろえた。バラのある庭造りの参考にしてほしい」とアピールする。

 森のふれあい館は、おとぎの森館の隣にある一戸建て風の施設。和室や洋間があり、研修会や各種教室に利用できる。高岡バラ会は市の委託を受け、2014年から2年間かけて、ふれあい館前の花壇スペースを整備。レンガを敷き詰めた小道や枕木で囲った花壇を造り、英国風庭園に仕上げた。

 バラは香りを楽しめるイングリッシュローズを中心に約30種類を植え、丈の低い草花で周囲を彩った。バラは5月中旬から咲き始め、6月上旬に見頃を迎えた。14日は会員7人が、しおれた花を取り除く花がら摘みや草むしりに汗を流した。

 高岡おとぎの森公園の前所長で会員の有澤泰弘さん(70)=同市和田=は「足を止めて庭を見てくれる人が多い。四季折々の変化を楽しんでほしい」と話す。

 公園内の「バラ園」でも見頃の品種があり、訪れた人の目を楽しませている。

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