鏡獅子(左)と桃太郎の絵柄が姿を現した田んぼアート=15日、松本市島内

鏡獅子(左)と桃太郎の絵柄が姿を現した田んぼアート=15日、松本市島内

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水田で共演「桃太郎」「鏡獅子」 松本「田んぼアート」観覧開始

信濃毎日新聞(2016年6月16日)

 歌舞伎俳優の中村勘九郎さん(34)の長男波野七緒八(なおや)ちゃん(5)と次男波野哲之(のりゆき)ちゃん(3)の初舞台を記念した松本市島内の「田んぼアート」企画で15日、展望台からの観覧が始まった。田んぼには色が異なる7種の稲の苗が順調に育ち、初舞台の演目にちなんだ「桃太郎」や、勘九郎さんの父の故中村勘三郎さんに見立てた「鏡獅子」の絵柄が広がった。

 約70アールの水田を借り、地元農家の協力で作業を進めてきた。5月末に植えた白や紫などの鑑賞用稲が色づき、絵の背景部分に植えた県独自品種「風さやか」も青々としてきた。7月半ばから8月には、はっきりした絵柄になるという。

 特設した展望台を初日は無料公開した。高さ約6メートルから見渡した近くの奥原淑子さん(74)は「勘九郎さんの息子2人も稲も、成長が楽しみ」。企画のプロジェクトリーダーで俳優の永島敏行さん(59)は「多くの人が農業や歌舞伎に関心を持つきっかけになればうれしい」と期待した。

 田んぼアートは、中村さんの所属プロダクションが企画し、7月11日から同市のまつもと市民芸術館で開く「信州・まつもと大歌舞伎」の実行委員会が協力。展望台は午前9時〜午後6時に利用できる。観覧料は高校生以上300円。会場では田んぼアートの絵柄が入ったうちわや軽食などを販売し、休日は地元野菜も売る予定だ。問い合わせは実行委(電話0263・34・3293)へ。

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