氷見市の観光施設や旬の味覚を堪能する「氷見を味わう!まち歩きバスツアー」が16日、同市内で行われ、県内外から参加した92人が市出身の漫画家・藤子不二雄(A)さんのキャラクターを生かした「まんがのまちづくり」や漁業文化、特産品を満喫した。
市中心部では地元の観光ボランティアグループ「つままの会」が案内し、湊川に架かる「忍者ハットリくんカラクリ時計」や藤子(A)さんの生家・光禅寺などを散策した。
作品を展示する潮風ギャラリーでは、漫画の原画や複製原画、キャラクターグッズなどを見て回り「素敵な絵が並んでいる」「子どもが喜びそう」といった声が聞かれた。富山市の菅原憲之さん(69)は「光禅寺やギャラリーを訪れたのは初めて。一緒に見ることができ良かった」と話した。
ひみ漁業交流館魚々座(ととざ)を見学し、ひみ番屋街ではレストラン「番屋亭」での昼食や買い物を楽しんだ。西洋風庭園・氷見あいやまガーデンや氷見稲積梅株式会社、市海浜植物園も訪れた。北日本新聞開発センター主催。