声を上げながらスタートする猫さん(中央の赤いユニホーム)

声を上げながらスタートする猫さん(中央の赤いユニホーム)

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立科のハーフマラソン660人力走 猫ひろしさんも

信濃毎日新聞(2016年6月20日)

 北佐久郡立科町の白樺高原で19日までの2日間、「ビーナスマラソンin白樺高原」が開かれた。19日はハーフマラソンがあり、660人余りが出場。ゲストランナーは、リオデジャネイロ五輪にカンボジアの男子マラソン代表として出場する猫ひろしさん(38)で、一般ランナーとともに力走した。

 猫さんはスタート地点で、「よし、頑張ろう」と気合を入れた。周囲の参加者たちは、猫さんの代表的な芸でもある「にゃー」という声で、応じていた。レースは中盤まで競り合う展開だったが、1時間18分49秒で走った猫さんが一般男子の部で優勝した。

 猫さんは8年ほど前から、町内に練習に訪れている。「高低差があり、きついコースだったが、涼しく、他のランナーとの駆け引きも楽しめた。オリンピックでも、『猫まっしぐら』に走りたい」と持ちネタを披露していた。

 大会は同町の蓼科白樺高原観光協会の主催。18日は女神湖周囲を走る駅伝があり、35組140人が出場した。

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