福井県内の野菜ソムリエでつくる「野菜ソムリエコミュニティ福井」は7月16、17日の1泊2日で、あわら、坂井市の農作物や食文化を伝える「ベジフルツアーin福井 おもてなし福井グルメと石墨慶一郎に学ぶ旅」を開く。畑の見学やスイカやメロンの試食、講演などを通して福井の食の魅力を発信する。参加を募っている。
16日午前10時半にJR芦原温泉駅に集合。坂井北部丘陵地で栽培するスイカやアールスメロン、越のルビーやとみつ金時の畑を見学する。昼食は地元野菜を使ったピザを味わう。あわら市のグランディア芳泉で夕食と宿泊、翌17日の朝食。
17日は、同市でスイカやメロンを試食した後、坂井市でJA花咲ふくいの長谷川彰・坂井農場長によるコシヒカリ生みの親、故石墨慶一郎さん(同市出身)についての講演を聴く。丸岡城や一筆啓上日本一短い手紙の館なども巡る。昼食は同市の谷口屋で厚揚げ料理を味わう。午後3時ごろ同駅で解散。ガイドは同コミュニティ福井副代表の土橋登喜雄さんが務める。
1泊2日4食付きで一人3万円(交通費込み)。申し込みは農協観光福井支店=電話0776(27)1255。