飲食店、宿泊施設、バス・タクシーの各事業者向けに作った外国人旅行者対応マニュアル

飲食店、宿泊施設、バス・タクシーの各事業者向けに作った外国人旅行者対応マニュアル

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外国人接客マニュアル作成 松本市など観光事業者向けに

信濃毎日新聞(2016年6月23日)

 松本市と松本観光コンベンション協会は、市内の観光事業者向けに、外国人旅行者を接客するこつを記した対応マニュアルを作った。2015年に市内に宿泊した外国人旅行者の延べ人数(速報値)は初めて年間10万人を超え、増加傾向が続いている。接客に不安のある事業者に参考にしてもらい、外国人に喜ばれるサービスで観光地としての魅力向上につなげる。

 マニュアルは飲食店編、宿泊施設編、バス・タクシー編の3種類。いずれもA4判のシートにまとめた。制作は、民間シンクタンクのNPO法人SCOP(スコップ、松本市)に委託。700部作り、今月上旬に無料で配り始めた。松本観光コンベンション協会のホームページにも、同じ内容を載せている。

 シートの表面は3種類とも共通。欧米の旅行者は個人の興味に基づいて積極的に行動し、アジアの旅行者はみんなでにぎやかに楽しむのが好き―といった一般的な傾向を解説した。「相手をよく見て」「言葉より笑顔で」「くどいくらい確認を」と接客のポイントも記した。

 裏面は事業者別に実践的な接客方法を説明。飲食店編は「一押しメニューを決めておくとお互いに助かる」「メニューには写真が必須」とノウハウを紹介。宿泊施設編は「外国語で施設紹介シートを作る」、バス・タクシー編は「料金と所要時間の目安を伝える」などの工夫を提案した。

 制作したSCOPの末永龍介研究員は、個人旅行客が増え、これまで外国人客が来なかった飲食店や旅館にも訪問先が広がっている―と分析。対応に戸惑いを感じている事業者に向け、「言葉が話せなくても『まずこれができれば大丈夫』という内容を、外国人の意見も参考にまとめた」としている。

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