ボランティアガイドグループの代表者から観光地についての説明を受ける参加者ら

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観光ボランティアガイド養成へ 高岡市が講座

北日本新聞(2016年6月23日)

 観光客に歴史都市・高岡の魅力を伝える観光ボランティアガイドの養成講座が22日、高岡市御旅屋町のエルパセオで始まり、市内の17人が同市で活動する五つのガイドグループから観光地について説明を受けた。講座は現地学習を中心に9月まで計7回開催し、歴史や文化に理解を深める。

 高岡市観光協会によると、北陸新幹線開業後、高岡を訪れた観光客は増えている一方、高齢化などのため、ガイド不足は差し迫った課題となっており、一部の観光地ではガイドの予約が取れないケースもあったという。2014年にこれまで実施していた観光地について学ぶ学習会を観光ガイドの充実を目的に変更して開催している。講座修了者の一部はガイドグループで活躍している。

 初回の講座では、東保英則市観光協会専務理事が「講座修了後は高岡市の観光の一翼を担っていただきたい」とあいさつ。ボランティアガイドの「やまたちばな」「町なみを考える藤グループ」「あいの風」「比奈の会」「保与の会」のメンバーがそれぞれ活動する観光地について説明した。

 今後は高岡古城公園や高岡大仏、金屋町、山町筋、伏木地区、国宝瑞龍寺で現地学習を実施。参加者に歴史や文化に理解を深めてもらう。問い合わせは市観光協会、電話0766(20)1547。

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