牟礼駅の「ヤギ駅長」に就任するアルパイン種のヤギ

牟礼駅の「ヤギ駅長」に就任するアルパイン種のヤギ

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牟礼駅に「ヤギ駅長」 飯綱町が8月から週1回触れ合いの場

信濃毎日新聞(2016年6月25日)

 飯綱町は、しなの鉄道北しなの線牟礼駅(飯綱町)に「ヤギ駅長」を迎える準備を進めている。ヤギを活用して遊休農地対策や加工品開発を進める「やぎ大活躍プロジェクト」の本格化に向けた第1弾。広くヤギの魅力をPRして町内外から町への関心を高めてもらい、活性化につなげる試みだ。

 長野市のNPO法人「飯綱高原よっこらしょ」が飼育するヤギを借りる。牟礼駅構内に約100平方メートルほどの飼育場所を整え、木の柵を設ける。よっこらしょの職員2人が常駐して世話をし、8月から約3カ月間、午前10時〜午後3時に週1回、訪れた人と触れ合えるようにする。

 ヤギは3匹を予定する。駅長には、アルパイン種で角がある1匹が就任する。毛の色が茶と白で風格がある。残りの2匹が駅の「助役」に就く。牟礼駅の駅長は現在不在で、ヤギが「代役」を果たす。

 町内ではかつて、多くの農家がヤギを飼育していたが、今では数軒しか飼っていないという。プロジェクトは、ヤギに草を食べさせることで2019年度までに耕作放棄地を5ヘクタール削減しようと開始。町内外の在住者から出資してもらうオーナー制度を通じて町をPRするほか、ヤギの乳などを商品開発につなげる構想もある。

 オーナー制度では、町内の3戸で飼育が始まる。今後、都内などでもオーナーを募り、町内の飼育数を増やす。町内の菓子店とヤギの乳で作ったクリームを挟んだ菓子「どらヤギ」などを開発し、オーナーに返礼品として贈る計画も進めている。

 町総務課は「多くの人にヤギの魅力を発信したい。ヤギを通して町とつながりのある人を町内外につくり、活性化につなげる」としている。

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