松代まち歩きセンター前に設置された小松姫のイラスト付き自動販売機

松代まち歩きセンター前に設置された小松姫のイラスト付き自動販売機

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「小松姫自販機」で地域盛り上げ 松代4カ所に設置

信濃毎日新聞(2016年6月25日)

 江戸時代に長野市松代地区を治めた松代藩真田家初代藩主信之(信幸)の正室、小松姫(1573〜1620年)をアピールするグループ「信州真田小松姫プロジェクト」が、小松姫のオリジナルイラスト付きの自動販売機を地区内に設置した。NHK大河ドラマ「真田丸」にも登場する小松姫で地域を盛り上げようと企画した。

 自販機は、ドラマゆかりの地をPRする催し「体感!!戦国の絆信州松代真田大博覧会2016」の期間中、臨時観光案内所になっている長野電鉄旧屋代線松代駅前のほか、松代城跡(国史跡)近く、松代まち歩きセンター前、坂口酒店の4カ所に23日に設けた。

 小松姫は徳川家康の重臣本多忠勝の娘で、家康の養女として信之に嫁いだ。松代地区の大英寺に小松姫を祭った霊廟(れいびょう)(県宝)があり、肖像画が残る。イラストは鉢巻きをし、真田家の家紋「六文銭」をあしらったよろいと、徳川家の家紋入りの陣羽織姿で、采配を手にした構図。全体的な色は、真田丸の主人公真田信繁(幸村)の「赤備え」にちなんだ赤を基調にした。

 プロジェクト代表で長野市風間の会社経営、松野是邦(よしくに)さん(72)は「街中で住民や観光客の目に触れることで、小松姫の街とPRしたい。真田丸の放送終了後も続けたい」と話している。

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