7月3日から開かれる「第53回戸出七夕まつり」を前に、特大七夕の設置作業が26日、高岡市戸出地区中心部で行われた。吹き流しやあんどんが街頭に並び、祭りムードが一気に高まった。
特大七夕は高さ10メートル以上で、ちょうちん100個、電球80個以上を取り付けることが条件とされ、朝から多くの住民が作業に取り組んだ。
13年連続で最高賞を取っている東町1組は高さ約16・5メートルの七夕を用意。約10人がワイヤなどを使って七夕を立ち上げた。今年は「市合併50周年」のあんどんを新たに作った。毎年おなじみのご当地キャラ「たなっちょ」の大型ちょうちんも掲げられた。昨年金賞の新田町の七夕も「50」の飾り付けを制作。LED(発光ダイオード)を約400個使用した七夕が、国道156号から来場する人々を迎える。
七夕まつりは地元の自治会や商工会などでつくる実行委員会(角玄富雄会長)が主催。7日まで獅子舞競演会、よさこい、民謡踊り街流しなどが繰り広げられる。