第１０回立山山麓トレイルランが２６日、富山市大山地域の立山山麓スキー場周辺で開かれた。昨年より２００人以上多い６０９人が参加し、景色を楽しみながら起伏に富んだコースに挑戦した。大山観光開発主催、北日本新聞社共催。

　トレイルランは最小限の装備を担いで山野を走る競技で、ロング（２０キロ）、ミドル（１４キロ）、ショート（６キロ）の３コースを実施。ロングは昨年より２キロ延ばし、大山農山村交流センターを発着点に瀬戸蔵山と大品山、極楽坂山を登るトレイルラン中・上級者向け。ゲストランナーとして参加したトレイルランナー、小出徹さんが監修した。

　３分の１が東京や神戸、岡山など県外からの参加となり、大山観光開発の三原節子営業部課長代理は「２０キロで累積標高差が２０６０メートルという厳しいコース設定が魅力だったのではないか」と話した。スタートではトレーニングを積んだ参加者たちが笑顔で駆け出し、沿道の家族らが声援を送っていた。

　◇ロング▽一般男子（１）近江竜之介（２）佐渡学（３）吉田岳生▽同女子（１）渡部春雅（２）木村真由美（３）老田美晴◇ミドル▽一般男子（１）佐伯涼平（２）坂井隆正（３）河野勝義▽同女子（１）折戸小百合（２）山岸陽子（３）廣田頼美▽中学女子（１）石田あかり▽小学女子（１）古田透野（２）高岸慎◇ショート▽一般男子（１）谷内隆浩（２）岡元智浩（３）大代知広▽同女子（１）濱坂愛（２）奥村佳苗（３）小宮山葵▽中学男子（１）藤井英哲（２）山根弓弦▽同女子（１）串田茜（２）松里涼（３）横山知里▽小学男子（１）近江仁之介（２）祖父江奏汰（３）関口豊萌▽同女子（１）石附志野美（２）宮田菜々美（３）松田莉乃