長野市鬼無里のおやき製造・販売のいろは堂は10日、県産ワインと信州の郷土食おやきを楽しむ催し「県産ワインで楽しむおやきの会」を開く。日本ソムリエ協会認定シニアソムリエの高橋敬さんを招き、ワインとおやきを味わえる「おやきビュッフェ」がある。参加者(定員30人)を4日まで募集している。
おやきの新たなアレンジや食べ方を提案しようと一昨年から開き、3回目。会場は、いろは堂鬼無里本店新館「カフェ&ギャラリー『いろはな』」。
当日は高橋さんから、おやきとワインについてや、県産ワインの裏話を聞きながら食事を楽しむ。おやきは、トマトの上にチーズを載せて焼いたピザ風など、催し限定のものもあり、チーズをかけた野沢菜入りは「一味違う」と例年人気を集めているという。おやきと同じ生地で作ったドーナツや、細長いパン「グリッシーニ」も披露する。いろは堂の若おかみ、伊藤友香さん(30)は「おやきにいろいろな楽しみ方があることを、県内外の人たちにもっとよく知ってほしい」と話している。
催しは午後3〜5時ごろに開き、申し込みが必要。アルコール希望者は公共交通機関や送迎バス(長野市のホテルメトロポリタン長野を午後2時に出発)を利用する。会費3500円(送迎希望者は別途交通費千円が必要)。問い合わせは、いろは堂(電話026・256・2033)へ。