「日本遺産」の認定証を手にする向井南木曽町長(右)と馳文科相

「日本遺産」の認定証を手にする向井南木曽町長(右)と馳文科相

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「木曽路」に日本遺産の認定証交付 岐阜で式典、南木曽町長出席

信濃毎日新聞(2016年7月2日)

 文化庁は1日、木曽郡6町村と塩尻市による「木曽路はすべて山の中〜山を守り山に生きる〜」など19件を「日本遺産」とする認定証を交付した。岐阜市で式典があり、南木曽町の向井裕明町長が「木曽路」を代表して出席、馳浩文部科学相から受け取った。

 日本遺産の認定は県内初。向井町長は、背中に「木曽路」と書かれた法被姿に伝統工芸品「蘭桧笠(あららぎひのきがさ)」を手にして出席。「認定をきっかけに、木曽がもっと元気になるよう頑張りたい」と話した。

 馳文科相が認定証を手渡す際、「みなみきそ」「うえまつ」と誤って読み上げ、向井町長がすぐに「なぎそ」「あげまつ」とただし、読み直す一幕もあった。

 式典後、認定された37地域の85自治体の首長らが参加し、「日本遺産サミット」も開いた。

 「日本遺産」は、地域の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定することで魅力の発信につなげ、地域活性化を図る目的。創設した2015年度認定の18件と合わせ現在37件で、東京五輪・パラリンピックが開かれる20年までに100件に増やす方針。

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