海水浴シーズンの安全を祈る浜開き祈願祭

海水浴シーズンの安全を祈る浜開き祈願祭

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浜茶屋2年ぶり復活 富山・八重津浜で浜開き祈願祭

北日本新聞(2016年7月2日)

 富山市の八重津浜海水浴場浜開き祈願祭が1日、同海水浴場で行われ、出席者がシーズン中の安全を祈った。浜茶屋が2年ぶりに復活し9日ごろにオープンする予定で、関係者は海水浴客を増やしたいと意気込む。

 八重津浜海水浴場では浜茶屋「エイト八重津」が唯一営業していたが、昨年は休業。経営者は今年、引退を決めており、八重津浜海水浴場組合のメンバーから打診を受けた富山市の会社役員、藤元幸治さん(40)が、経営を引き継ぐことになった。八重津浜でマリンスポーツを楽しむ藤元さんは「若い人を取り込んで、海の良さを知ってもらえたらいい」と言う。

 店ではジェットスキーやバナナボート、ウェイクボードなどの申し込みを受け付け、マリンスポーツの充実を図る。焼き肉や海鮮のバーベキュー、焼きそば、ラーメンなどのメニューをそろえる。ビーチパラソルなどのレンタルも行い、店長の重原史和さん(51)は「手ぶらで来ても楽しめる店づくりをしたい」と話す。8月28日まで営業する。

 浜開き祈願祭では、護國八幡宮(同市)の嵯峨芳樹宮司らが神事を執り行い、約20人が出席した。同組合の広島順三組合長代行が「皆さんに愛される海水浴場にし、事故のないように進めていきたい」とあいさつした。

 同市の岩瀬浜、浜黒崎の両海水浴場でも同日、浜開きが行われた。

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