長野市の中央通り一帯で３日、「第９回善光寺表参道夏祭り」が開かれた。歩行者天国となり、みこし練り歩きや出店、歌や踊りのステージ発表などの多彩な催しでにぎわった＝写真。

　「信州神輿（みこし）保存会善睦（ぜんむつみ）」などがみこしを担ぎ、善光寺山門から練り歩きを開始。法被姿の担ぎ手が威勢よい掛け声を響かせ、見物人の集まる沿道を盛り上げた。

　「地域に祭り文化を残したい」と夏祭りは２００８年に有志が始めた。来年は節目の１０回目。実行委事務局長の月原光昭さん（６２）は沿道のにぎわいに手応えを得て、「ますます市民が楽しめる祭りにしていきたい」。