「第53回戸出七夕まつり」4日目の6日、メインイベントの「民謡踊り街流し」が高岡市戸出地区中心部で行われた。地元住民400人が華やかな浴衣に身を包み、大小さまざまな七夕飾りに彩られた街中を練り歩いた。
参加者は6月27日から戸出地区の各所で開かれた練習会に参加するなど、街流しに向けて準備してきた。2班に分かれ、午後7時すぎに戸出西部小学校と戸出町2丁目交差点を出発。多くの観客が見守る中、「戸出音頭」「戸出七夕夢物語り」の2曲に合わせ、踊りを披露した。戸出地区コミュニティセンターで合流し、全員で輪踊りを繰り広げた。
ことしで3回目の参加となる今井結梨奈さん(戸出東部小学校3年)は「手をちゃんと伸ばして、きれいに踊りたい」と笑顔で話した。地区内5保育園の園児による民謡踊りや高岡南高校吹奏楽部の演奏もあった。
最終日の7日は児童が8基のあんどんを引き回す児童クラブあんどんパレードや七夕コンテスト表彰式などが行われる。