イルカが豪快なジャンプを披露したリハーサル=7日、上越市西本町4の市立水族博物館

イルカが豪快なジャンプを披露したリハーサル=7日、上越市西本町4の市立水族博物館

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上越市立水族博物館 ジャンプ、新技、見に来てね イルカショー9日開幕

新潟日報(2016年7月8日)

 上越市立水族博物館で9日開幕するイルカショーのリハーサルが7日、公開された。イルカ2頭がそれぞれ口先でトレーナーの足裏を押し、トレーナーが立ったまま水面を滑るように移動する新技「ダブルスライダー」をお披露目した。

 イルカショーは同館の夏恒例のイベント。ことしもバンドウイルカのアイとエツ(いずれも推定9歳の雌)を、静岡県沼津市の水族館「伊豆・三津シーパラダイス」から借りてきた。

 ダブルスライダーは2頭が深さと速さ、タイミングを合わせて泳がなければならない高難度の技。習得に3カ月かかり、上越市立水族博物館によると「国内では当館でしか見られない」という。

 リハーサルは、遠足で訪れた児童ら100人以上が見守る中で行われた。2頭はダブルスライダーを成功させたほか、体重200キロ余りの巨体を生かした豪快なジャンプを披露。子どもたちは降りかかる水しぶきに歓声を上げていた。

 長野市の昭和小学校6年男の子(11)は「イルカのダンスがかわいい。水をかけられて楽しかった」とびしょびしょの姿で笑顔を見せた。

 イルカショーは8月21日まで、1日4~6回を予定。問い合わせは同館、025(543)2449。

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