富士見町の富士見高原リゾートは8日、今季の営業を9日に始める「花の里」で開園式をした。9万平方メートルに約30万株の花が植わっており、さまざまな種類を楽しむことができる。式の後、同社関係者らが園内を散策した。
花の里は、スキー場の夏場の有効利用を目的に3年前に開設。今季は、地下の根が越冬して春に花を咲かせる宿根草170種の庭園や、遊具を置いた4千平方メートルの芝生広場も整備した。16日から8月14日までは午後6〜9時に夜間営業し、花をライトアップする。
園内はユリやアジサイ、ケイトウなどが見頃。散策した人たちは、涼やかなシラカバ林で赤、ピンク、白の優雅なユリの花などを楽しんだ。
営業は11月3日までの予定。9月までの入園料は中学生以上1100円、3歳〜小学生は700円。カート(有料)も利用でき、車いす利用者にはけん引器具を無料で貸し出す。