廃線の歴史をたどり、昭和初期の鉄道網や温泉地が描かれた鳥瞰図などが並んだ企画展

廃線の歴史をたどり、昭和初期の鉄道網や温泉地が描かれた鳥瞰図などが並んだ企画展

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信州の鉄道、廃線の歴史 千曲・県立歴史館企画展

信濃毎日新聞(2016年7月11日)

 千曲市屋代の県立歴史館で、明治末から昭和初期を中心とした県内鉄道の廃線の歴史をたどる企画展「夢をのせた信州の鉄道失われた鉄路の軌跡」が始まった。県内の鉄道網や観光地を描いた昭和初期の鳥瞰(ちょうかん)図、機関車の模型といった資料85点を展示している。8月28日まで。

 パネル展示で県内鉄道の歴史を説明。蚕糸業の発展に貢献したほか、観光などに役立てようと各地で誘致する動きがあったという。一方で、採算が取れずに数年で廃線となった路線も相次いだと紹介している。

 昭和初期の鳥瞰図は鉄道網の発達を受け、県が観光目的で作った。国営と民間の鉄道が色分けされ、主要な温泉地などが描かれている。郷土史や鉄道が好きで訪れた長野市稲田の学校事務員松橋裕二さん(37)は「当時の産業や観光地が分かる」とじっくりと眺めていた。

 同館総合情報課長の原明芳さんは「過去の廃線の経緯を知り、これからの交通網を考えてみてほしい」と話していた。月曜(7月18日と8月15日を除く)と7月19日は休館。同30日午後1時半から、「信州の山と鉄道」の題で小西純一・信州大名誉教授の講演会がある。問い合わせは同館(電話026・274・3991)へ。

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