新潟まつりをルーツから紹介する「新潟みなとのまつり展」=9日、新潟市中央区

新潟まつりをルーツから紹介する「新潟みなとのまつり展」=9日、新潟市中央区

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新潟まつり変遷たどる みなとぴあで企画展

新潟日報(2016年7月11日)

 港町・新潟の文化を伝える歴史的な資料やパネルを交え、新潟まつりをルーツから紹介する企画「新潟みなとのまつり展」が9日、新潟市中央区の市歴史博物館(みなとぴあ)で始まった。

 新潟港が開港150周年を迎える2019年に向け、港にまつわる歴史を改めて掘り起こし、語り継ごうというみなとぴあの事業の一環だ。

 企画展では、新潟まつりのルーツの一つで、江戸時代の1700年代前半に始まったとされる「湊祭」の様子を描いた絵巻物の実物やパネルが展示されている。「住吉祭」と名前を変えていた大正時代に使われた太鼓や、近年の新潟まつりのポスターなども並んでいる。

 訪れた新潟市東区の会社員、松野一朗さん(57)は「新潟まつりには子どもの時から親しんできたが、改めて歴史を知ることができてよかった」と話した。

 企画展は8月28日までで、午前9時半~午後6時。月曜休館。大人300円、高校・大学生200円、小中学生100円。問い合わせはみなとぴあ、025(225)6111。

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