本格開放された直江津港第3東防波堤で釣りを楽しむ人々=12日、上越市

本格開放された直江津港第3東防波堤で釣りを楽しむ人々=12日、上越市

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直江津港防波堤 本格開放釣り人どっと

新潟日報(2016年7月13日)

 立ち入りが制限されていた上越市の直江津港第3東防波堤が12日、釣り場として本格開放された。開放を待ちわびた太公望が早朝から次々と訪れ、大物を釣り上げて顔をほころばせていた。11月末まで。

 開放されたのは、火力発電所がある荒浜埠頭(ふとう)の防波堤先端から460メートルのエリア。この日は晴天に恵まれ海も穏やか。午前4時半の開始前から釣り人たちが待ち構え、午前9時ごろには新潟県内外の40人ほどが釣りを楽しんでいた。

 釣り場を運営するNPO法人ハッピーフィッシング(聖籠町)によると、防波堤脇の水深は15メートル前後。ヒラメを狙っていた十日町市川治の男性(75)は「ここは水深が深いからいろんな魚がいて最高。本格開放が待ち遠しかった」と喜んでいた。

 同法人は釣り人に救命胴衣の着用を義務づけ、救助用の浮輪や船も用意するなど安全対策を徹底した。長野県の農家、男性は「安心して楽しめるのでまた来たい」と話した。

 1日大人800円。防波堤手前の管理棟で受け付ける。

 県は昨年、直江津港を試験開放。安全面や港の運営に問題ないと確認し、本格開放を決めた。県管理港湾の防波堤の本格開放は新潟東、柏崎に続き3港目。

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