祝日「山の日」を記念して販売しているTシャツとバンダナ=長野市のモンベル長野店

祝日「山の日」を記念して販売しているTシャツとバンダナ=長野市のモンベル長野店

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「山の日」で商機つかめ 特別メニューやグッズ続々

信濃毎日新聞(2016年7月14日)

 8月11日に初めて迎える国民の祝日「山の日」まで1カ月を切り、県内外のホテルやメーカー、交通事業者らが特別商品やキャンペーンを企画するなど「仕掛け」を活発化させている。松本市の上高地などで同日開く記念全国大会に関連した需要を取り込むほか、夏山への注目を生かして継続的な集客につなげようと知恵を絞っている。

 ホテルブエナビスタ(松本市)は8月9〜14日に「山の日制定記念フェア」と題し、ホテル内の飲食5店で山にちなんだ特別メニューを提供する。北アルプスから着想したカクテル、白い山のイメージを強調したモンブランなどを用意。11日は同じ松本市街地にあるまつもと市民芸術館でも式典が予定され、広報担当者は「松本を訪れる人も増える。山にまつわるメニューで盛り上げる」と話す。

 諏訪市、安曇野市、長野市の県内3店を含め全国で直営108店を展開するアウトドア用品製造のモンベル(大阪市)は今月、山の日記念のTシャツ(税別2400円)とバンダナ(同900円)を発売。それぞれ「山」の漢字をデザインした。当日は、トレッキングや登山のイベントを全国で企画。県内では八ケ岳連峰の硫黄岳登山などを計画しており、「山に関わるあらゆる団体、個人と共に山への関心を高めたい」(広報担当者)とする。

 上高地にあるホテル白樺荘(松本市)は近く、宿泊客を対象にした記念の抽選会を始める。8月末までの予定で山の日にちなんだキャラクターグッズを景品として用意。チェックインの際にくじを引いてもらい、山の日に向けた機運を高める。

 大王製紙(東京)は、トイレについて不安を抱える高齢の登山客が多いことに注目。15日から9月末まで、山の日と連動させた大人用紙おむつの販促キャンペーンを実施する。大人用紙おむつ「アテント」の一部商品を買った人に抽選で、レインスーツやトレッキングバッグといった登山グッズを贈る。

 アルピコグループのアルピコ交通東京(東京)は29日から1カ月間、東京・渋谷と上高地を結ぶ高速バスを運行。毎日1往復し、首都圏からのアクセスを強化する。同グループのアルピコ交通(松本市)営業企画課の上嶋圭介担当課長は「渋谷はアウトドアショップが多く、関心がある若者が集まる。注目が高まる山の日を機に、新たな客層を取り込みたい」と話している。

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