人気漫画「ちはやふる」の複製原画などが並ぶ会場=高岡市万葉歴史館

人気漫画「ちはやふる」の複製原画などが並ぶ会場=高岡市万葉歴史館

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漫画「ちはやふる」複製原画を展示 高岡市万葉歴史館

北日本新聞(2016年7月14日)

 競技かるたに熱中する高校生の青春ドラマを描いた人気漫画「ちはやふる」とコラボレーションした特別展示が13日、高岡市万葉歴史館で始まった。漫画の複製原画を交え、万葉歌人・大伴家持らの名歌を収めた百人一首の魅力を紹介している。8月21日まで。

 「ちはやふる」は、末次由紀さんが2008年から講談社の雑誌で連載している。これまでに単行本32巻が発売され、1700万部以上を売り上げた。特別展示は家持の生誕1300年記念プレイベントとして、同館などが企画した。

 複製原画は表紙絵など50点をそろえた。原画のそばのパネルでは、学術的な視点で作品の世界にアプローチしている。家持の和歌を取り上げた原画には、歌の題材となった鳥「かささぎ」の解説文を添えた。主人公らが「ちはやふる」の意味を教え合う場面では、家持が万葉集の中で「ちはやふる」の「ふ」を清音と濁音の両方で書き記していたことを説明している。

 このほか、同館所蔵品の中から、江戸後期の作とされる歌仙絵や尾形光琳の「百人一首かるた」(複製)なども並ぶ。展示を担当した田中夏陽子(かよこ)主任研究員は「幅広い世代に気軽に来てもらい、百人一首の魅力を感じてもらいたい」と話している。

 7月16日午前10時、8月7日午後2時、同19日午後4時から、研究員による展示解説がある。館内のカフェ「あいの風茶寮」では特別展に合わせ、限定メニュー「かるたパンケーキ」を提供する。火曜休館。問い合わせは市万葉歴史館、電話0766(44)5511。

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