高山村内の練習場でアルプホルンを吹く西條さん

高山村内の練習場でアルプホルンを吹く西條さん

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アルプホルン、高山で9団体競演 30日に初の「フェス」

信濃毎日新聞(2016年7月15日)

 高山村の村民有志らでつくる高山アルプホルンクラブは30日、県内のアルプホルン団体を集めた「県アルプホルンフェスティバルin高山」を村内で開く。団体同士の交流を深めようと初めて企画。9団体計約80本のアルプホルンが登場し、屋外で演奏を披露する予定だ。

 村によると、かつて村民とスイスの間で交流があり、1983(昭和58)年にはスイスからホルンの演奏者らを招いたこともあった。高山アルプホルンクラブは2012年、村教育長の小山修二さん(64)の呼び掛けで結成。同村と須坂市の30〜70代の13人が参加する。毎週水曜日に小山さん宅で練習し、村内外の催しで演奏を披露している。

 クラブによると、県内では松本市など中南信地方にアルプホルンの団体が多い。これまで県内の他の団体と交流する機会がなかったため、演奏を聞いて技術などを学ぼうとフェスティバルを企画。参加団体は、高山アルプホルンクラブ以外は全て中南信地方から訪れるという。

 30日は村民ら有志の団体による洋服や木工品、野菜などの販売もある。クラブ代表の西條正純さん(63)は「各団体で異なるアルプホルンの演奏法などを学ぶとともに、来場者には高山を満喫してもらう1日にしたい」と話す。

 午前11時〜午後3時半、高山村の「YOU游(ゆう)ランド」で開く。入場無料。問い合わせは西條さん(電話090・4152・2269)へ。

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