高級料理を割安で味わえるイベント「ジャパン・レストラン・ウイーク（ＪＲＷ）」（２２日～８月７日）に先駆け、新潟市西蒲区越前浜のワイナリー＆レストラン「フェルミエ」で１４日、試食会が開かれた。篠田昭新潟市長や関係者ら２０人が参加し、県産食材などを使った特別料理を堪能した。

　ＪＲＷは、２０１０年に始まった年２回の食のイベント。市と地域活性化包括連携協定を結ぶ飲食店情報検索サイト「ぐるなび」（東京）などでつくる実行委員会が主催する。１３回目の今回は東京、大阪などの約３４０店が参加。本県では新潟市内のホテルや割烹（かっぽう）など２１店で、和食やフランス料理のランチ、ディナーコースなどを楽しめる。

　試食会では、寺泊産のアマダイを蒸してマンゴーソースを掛けた前菜や、国産牛頬肉の赤ワイン煮込みなどのフランス料理がテーブルを彩り、参加者が舌鼓を打った。

　ぐるなび食材プロモーション部門の藤本千穗さん（４０）は「レストランウイークを通して各地の風景や食文化を伝えていきたい」と話した。

　参加店の詳細は公式サイト「ジャパン・レストラン・ウイーク」、http://jrw.jp/