岩村田小学校の児童たちに披露されたみこし担ぎ

岩村田小学校の児童たちに披露されたみこし担ぎ

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楽しみ、佐久の夏祭り 16日「岩村田祇園祭」から

信濃毎日新聞(2016年7月16日)

 佐久市で、16日に岩村田商店街で始まる「岩村田祇園祭」を皮切りに夏祭りシーズンが開幕する。15日は岩村田祇園神輿(みこし)保存会が地元の岩村田小学校(岩村田)と、佐久平浅間小学校(長土呂)を訪れ、本番さながらのみこし担ぎを披露した。

 室町時代から続くとされる祭りの文化を伝承し、当日の雰囲気も味わって足を運ぶきっかけにしてほしい―と取り組んでいる。岩村田小学校では昼休みに披露。約40人が一体となって、「おいさ、おいさ」の掛け声とともにみこしを持ち上げると、児童たちは一緒に声を張り上げ、手拍子をして喜んだ。

 保存会事務局長の白井敏幸さん(40)は「自分が子どものころも、同様にみこしが学校に来ることを楽しみにしていた。このことも含め、祭りの伝統を、この子どもたちに引き継いでいってほしい」と期待していた。

 佐久市の夏祭りは、岩村田祇園祭以降、ほぼ毎週続く=表。朱雀(すざく)など四神の像を載せた屋台が練り歩く「野沢祇園祭」、舞踏流しなどがある「臼田よいやさ」、東信随一ともいわれる尺玉の打ち上げ花火がある「浅科どんどん祭り・納涼花火大会」、たいまつを川に投げ入れて五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願う奇祭「榊(さかき)祭り」、約3千発の花火を打ち上げる「佐久千曲川大花火大会」が予定されており、佐久の夏を盛り上げる。

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