2千万人目の乗客となった渡辺さん親子(中央)ら=富山駅

2千万人目の乗客となった渡辺さん親子(中央)ら=富山駅

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あいの風鉄道開業1年4カ月 乗客2000万人

北日本新聞(2016年7月18日)

 あいの風とやま鉄道の乗客数が17日、開業後約1年4カ月で2千万人となり、富山駅で記念イベントが行われた。開業前の需要予測より約1カ月早く達成した。 

 同鉄道は北陸新幹線の開業に伴って昨年3月14日に営業を始めた。ことし5月末までの1日当たりの乗客数は約4万600人。予測より早く2千万人に達したことについて、同社は新幹線で県内を訪れ同鉄道で観光地を訪れる人が多いことや、各種の企画切符の利用者が増えていることなどが理由とみている。

 2千万人目の乗客は射水市の主婦、渡辺あゆみさん(35)と長男の悠登(はると)君(6)、長女のひよりちゃん(5)、次男の仁之輔ちゃん(1)。市井正之社長、藤井敏明富山駅長と一緒にくす玉を割り、花束と一日フリー切符などが贈られた。

 市井社長は「これからも安全・安心を第一に運行に努めたい」とあいさつした。富岩運河環水公園のイベントに訪れるために利用したという渡辺さんは「電車に乗って子どもも喜んでいた。また使いたい」と話した。2千万人達成を記念し、富山駅ではクッキー2千枚が配られた。

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