上田市の信濃国分寺境内と北側に広がるハス池で17日、「第11回ハスのフェスタ」が開かれた。訪れた人たちは、白やピンク色の華やかなハスをゆっくりと眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいた。
ハスは、寺の住職や住民有志が2004年ごろから、地元住民に無償で借りた田んぼで育てている。ハス池の広さは約2600平方メートル。恒例となったフェスタが好評のため、池の面積は年々拡大し、今年は前年よりも300平方メートルほど広げたという。
この日、初めてフェスタを訪れたという上田市の市川節男さん(84)は「以前から一度見たいと思っていた。きれいに咲いていて最高だね」と話していた。
寺近くの信濃国分寺資料館では8月16日まで、ハス池で咲いたハスの写真展を開催している。入館時間は午前8時半〜午後5時。毎週水曜と祝日の翌日は休館。問い合わせは信濃国分寺(電話0268・24・1388)へ。