第2回金沢マラソンの完走者に贈られるメダルの試作品を披露する松浦さん=25日午前11時50分、金沢市役所

第2回金沢マラソンの完走者に贈られるメダルの試作品を披露する松浦さん=25日午前11時50分、金沢市役所

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梅鉢紋をモチーフに 金沢マラソン完走メダル

北國新聞(2016年7月25日)

 10月23日開催の第2回金沢マラソンで、完走者に贈られるメダルのデザインが決まった。加賀藩前田家の家紋、梅鉢紋をモチーフとした形で、兼六園の雪づりや水の流れで金沢らしさやランナーの躍動感を表現した。ゴール会場である金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場で、完走したランナー全員に贈られる。

 25日はデザインを手掛けた金沢美大3年の松浦克彦さん、監修した浅野隆金沢美大教授が市役所を訪れ、山野之義市長に試作品を披露した。松浦さんは「金沢の持つ奥ゆかしさや歴史の流れを強調した」と説明した。

 縦6・6センチ、横7・3センチのメダルは色調を抑えた金色で、リボンは加賀五彩の一つであるえんじにして、落ち着いた色合いに仕上げた。大会組織委員会は参加ランナー全員分の約1万3千個を用意する。

 金沢マラソンは県、市、北國新聞社などで構成する組織委が主催する。

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