高岡市美術館で開かれている企画展「生誕100年 村上炳人展」に合わせ、同館の喫茶・ティーラウンジアークに、故村上炳人さんの彫刻作品「赤い手帳」をイメージした飲み物が登場した。果実と豆乳を混ぜたスムージーで、作品名にある赤を再現している。喫茶の担当者は「ほんのり甘酸っぱい味。夏ばて予防にお薦めですよ」とPRする。
赤い手帳は看護師がモデル。りんとしたたたずまいと淡い色彩で、職業に誇りを持つ女性の気高さと優しさを表現している。
喫茶を運営する同館友の会は、企画展の開幕に合わせてスムージーを商品化。イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリーの4種類の果実を使った。爽やかな味わいで、鑑賞後の気分転換に最適という。
価格は赤い手帳をデザインしたポストカード付きで1杯450円。8月28日まで提供している。
企画展は高岡市美術館、北日本新聞社主催。