山ノ内町夜間瀬のゴルフ場「志賀高原カントリークラブ」は、中学生以下のプレー代を無料にしている。子どものころからゴルフに親しんでもらうことで、若いゴルファーを育成し、将来のゴルフ人口の増加につなげる目的。夏休みを迎えた子どもや保護者の利用を呼び掛けている。
プレー代は、移動用のカート利用料とコース使用料。高校生以下の場合は3千円だったが、4月以降、中学生以下は無料にした。高校生は引き続き3千円が必要だ。
クラブによると、昨年5〜11月の高校生以下の来場者数は延べ32人。中学生以下のプレー代を無料にした今年は4月以降、今月27日までに延べ37人が来場。既に前年を上回り、小学校低学年の児童もプレーに訪れている。
志賀高原カントリークラブは、高社山の山麓に18ホール(計6382ヤード、パー72)を設置。支配人の藤木拓哉さん(43)は「子どものころにゴルフに触れ、大人になってプレーする時の敷居が下がってくれればうれしい」と話す。