入館者50万人を達成し、くす玉を割って祝う家族連れら関係者=上田市

入館者50万人を達成し、くす玉を割って祝う家族連れら関係者=上田市

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真田丸「最速」50万人突破 上田「大河ドラマ館」

信濃毎日新聞(2016年8月1日)

 上田市の上田城跡公園にある「信州上田真田丸大河ドラマ館」の入館者が31日、目標の50万人に達し、館内で記念式典が開かれた。今年1月17日の開館から半年余りで、年間目標を早くも達成。市によると、2008年以降に設けられた全国各地の大河ドラマ館をいずれも上回る「最速」ペースという。

 50万人目は、東京都小金井市から訪れた都職員太田裕之さん(42)の家族6人。太田さんの義父、小松沢俊夫さん(75)は大河ドラマのファンといい、「真田十勇士や真田三代は若い頃から興味がある。非常に光栄」と喜んだ。くす玉を割って祝い、市などでつくる協議会が太田さん家族に温泉宿泊補助券や地元農産物などを贈った。

 市によると、08年以降の大河ドラマ館で入館者が最多だったのは、同年に鹿児島市に設けられた「篤姫(あつひめ)館」の約67万人。上田市の大河ドラマ館の入館者は1日平均2千人超で篤姫を上回るペースだ。式典で母袋創一市長は「次の目標は70万人」と意気込んだ。

 ドラマ館は真田丸の舞台が大坂に移ったのに合わせて7月30日に展示内容を刷新。大坂城大広間のセットに茶々(淀)や寧(北政所)の打ち掛けなど出演者が着た衣装を展示。バーチャルリアリティー(仮想現実)技術を使った体験コーナーも、大坂城大広間などのスタジオセットを体感できる内容に切り替えた。来年1月15日まで開館する。

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