多くの観光客らが訪れている上田城跡公園の「信州上田真田丸大河ドラマ館」

多くの観光客らが訪れている上田城跡公園の「信州上田真田丸大河ドラマ館」

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人並み続く上田城跡公園 「真田丸」効果+ポケモンGO人気でうれしい悲鳴

信濃毎日新聞(2016年8月2日)

 上田市の上田城跡公園が大勢の人出でにぎわっている。NHK大河ドラマ「真田丸」の人気で、ドラマの衣装などを展示する「信州上田真田丸大河ドラマ館」の入館者は早くも50万人を突破。さらに、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を楽しむ人が続々と公園に来る。当初、団体ツアーが減る夏場は観光客も落ち着くとみられていただけに、観光関係者はうれしい悲鳴を上げている。

 列をつくって歩く団体ツアー客、ベビーカーを押す家族連れ、スマホの画面を見つめる若者...。1日午後、うだるような暑さにもかかわらず城跡公園内は老若男女が行き交っていた。

 ドラマ館は7月31日、1月の開館から半年余りで当初の年間目標50万人を達成。市は急きょ、目標を70万人に上方修正した。市立博物館や櫓(やぐら)門など関連施設の入場者も前年の2~5倍となり、同日の記念式典で柳沢憲一郎・上田商工会議所会頭は「経済効果は非常に大きい。今後も上田地域全体で歓迎していく」と強い期待感を示した。

 人気の理由について、市シティプロモーション推進室は「大河ドラマのヒットが一番の理由」とみる。年配者だけでなく、上田市のドラマ館は子連れの家族や若い人も多い。館周辺には上田城跡や市立博物館などもあり、「観光客が楽しめる場所が複数ある」(同推進室)のも理由とする。来年の大河ドラマ「おんな城主直虎」ゆかりの浜松市からは既に複数の視察団が訪れている。

 上田市などは、長野経済研究所(長野市)に依頼して市内への経済波及効果を調査中。秋の行楽シーズンが本格化する9月以降、旅行代理店への営業活動に注力する意向だ。

 城跡公園を活気づけているもう一つの理由が「ポケモンGO」。公園内にはゲームのアイテムが手に入る「ポケストップ」が20カ所以上、ポケモン同士を対戦させる「ジム」が4カ所ある。一時、人気キャラクター「ピカチュウ」が公園内にいる―との情報がインターネット上で広がり、人気に拍車を掛けた。

 市公園緑地課によると、「歩きスマホ」などが原因の事故やトラブルの情報はまだない。ただ、「夏休みは子どもの数も増える」とし、引き続き注意を呼び掛けている。

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