飯山市街地で毎年8月に開く「いいやま灯篭(とうろう)まつり」が3日、民間団体による「日本夜景遺産」に認定された。美しい景観や地域一体で盛り上げている点などが評価された。今年は11日に開かれる。
日本夜景遺産は、一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京)が認定。夜景を観光資源として掘り起こし、誘客につなげる目的で2004年に始めた。今年は灯篭まつりなど8カ所を新たに認定。認定地は計212カ所となり、県内では10カ所目。認定地は同法人が運営する日本夜景遺産ホームページなどで紹介する。
まつりは市内の商店街などの実行委員会が主催。市街地に手作りの灯籠を並べ、幻想的な雰囲気を演出する。実行委員長の滝沢博信さん(62)は「住民が支えてくれたおかげ。認定を励みにさらに地域の魅力を発信していきたい」と話している。今年のまつりは午後4時から。