「第29回信州上田大花火大会」が5日夜、上田市中心部の千曲川河川敷で開かれた。上田商工会議所や市などでつくる実行委員会が主催。例年より2千発ほど多い約1万発が夜空を鮮やかに彩った。
上田ゆかりの戦国武将真田信繁(幸村)が主人公のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせ、ドラマのテーマ曲などの音楽と花火を組み合わせた演出が観客を魅了。常田新橋下流の桟敷席では頭上に広がる大輪に歓声が上がった。家族で訪れた上田市上田の会社員今井博也さん(38)は「真田丸に沸く上田を象徴するような勢いのあるきれいな花火だった」と話していた。