11日に宿泊した登山客に白馬山荘が贈る手拭い

11日に宿泊した登山客に白馬山荘が贈る手拭い

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「山の日」宿泊者に記念手拭い 白馬連峰の山小屋

信濃毎日新聞(2016年8月9日)

 北アルプス白馬連峰にある全12の山小屋は、今年から国民の祝日「山の日」となる11日に宿泊した登山客に、各山小屋オリジナルの手拭いを1枚ずつ無料配布する。白馬三山(白馬岳、杓子(しゃくし)岳、白馬鑓(やり)ケ岳)などが連なる尾根の絵に、各山小屋の名前が記されたデザイン。一帯の山小屋が協力して山の日を盛り上げようと企画した。

 配布するのは、猿倉荘、白馬岳頂上宿舎、天狗(てんぐ)山荘、八方池山荘、白馬尻小屋、白馬山荘、白馬鑓温泉小屋、五竜山荘、白馬大池山荘、キレット小屋、唐松岳頂上山荘、栂池ヒュッテの各山小屋。

 5月に開いた白馬連峰の開山祭「貞逸(ていいつ)祭」が今年で50回目の節目を迎えたこともあり、記念に製作した。当日は、白馬山荘で夕食後に歌を合唱する「山の歌の集い」などが催される予定だ。

 白馬連峰の山小屋は昨年、「白馬山小屋協会」を発足。手拭い製作と配布が活動の第1弾となる。山小屋運営会社「白馬館」(北安曇郡白馬村)の塩島淑朗・企画宣伝部長は「登山者の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と話す。

 手拭いは、9月2〜4日に白馬村観光局が開く「貞逸祭50周年&山の日制定記念登山ツアー」の参加者にも贈る。コースは白馬三山縦走(4万4千円)と、唐松岳・五竜岳縦走(4万円)の2種類で、定員は各15人。申し込みは村観光局(電話0261・72・7100)へ。

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