牟礼駅で「ヤギ駅長」に就任したロール

牟礼駅で「ヤギ駅長」に就任したロール

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ヤギ「駅長」にぎわいへ一役 飯綱町牟礼駅で日曜中心に勤務

信濃毎日新聞(2016年8月13日)

 上水内郡飯綱町のしなの鉄道北しなの線牟礼駅で12日、ヤギが「駅長」に就いた。町は「やぎ大活躍プロジェクト」と銘打ち、ヤギを生かした地域活性化を模索しており、その第1弾。10月下旬までの日曜日を中心に、駅構内に設けた「駅長室」で観光客や地元住民を迎える。

 ヤギは体長1メートル、体重40キロほどの雌のアルパイン種で、名前は「ロール」。飼育する長野市のNPO法人「飯綱高原よっこらしょ」から町が借り受け、駅構内に木の柵で囲った60平方メートル余の駅長室を設けた。よっこらしょ代表理事の志村雅由さん(71)によると、ロールはおとなしく人懐っこい性格という。

 駅で開いた就任式で、駅長の委嘱状をロールが食べてしまう「ハプニング」を期待して口に近づける場面もあったが、ロールは後ずさりしたりそっぽを向いたり。委嘱状がニンジンと重ねて差し出されると、ようやくかみついた。

 町内では昭和40年代ごろ、「5軒に1軒程度」(町総務課)がヤギを飼って下草を食べさせたり乳を搾ったりしていたという。町は「ヤギがいる農村の原風景をよみがえらせ、癒やしにつなげたい」とヤギに着目。下草を食べさせる荒廃地対策や、ヤギがいる場所を記した地図作り、ヤギにまつわる土産品開発を計画している。

 駅を訪れた近くの渋沢京子さん(85)は、かつてヤギを飼っていたといい、「豆を食べさせると、お乳が香ばしくなった」と懐かしんでいた。

 ロールは今月14、20、21日と、9、10月の毎週日曜の午前10時〜午後3時に駅にいる予定。「駅長室」でロールと触れ合うこともでき、その際は入場券(大人190円、子ども100円)が必要。

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