夏の諏訪湖を彩る第68回諏訪湖祭湖上花火大会が15日、諏訪市の湖畔で開かれた。2時間ほどで約4万発が次々と打ち上がり、夜空に輝く大輪を多くの見物客が見入った。
午後7時、木やりが湖畔に響くと、諏訪大社御柱祭の「建て御柱」をイメージした開幕のスターマインが打ち上がった。見せ場となる尺玉の連発や全長2キロの「ナイヤガラ」でも、見物客は息をのんで見つめていた。
諏訪市などでつくる実行委員会によると、見物客は約50万人。初めて訪れた東京都の会社員、北村織乃さん(24)は「一つ一つがきれいでレベルが高い。人生で一番の花火大会」と話していた。