屋外でビールや信州の食が楽しめる「松本サマーフェスト２０１６」が１８日、松本市の花時計公園で開幕する。２９日までの期間中、３０ほどのブースが出店し、ビールやワイン、山賊焼き、牛ステーキなどを販売。１０回目の今年は周辺の店舗にもにぎわいを広げようと、飲食店や美容室など協賛する約１００店で使える２００円分の割引券を会場で配布する。

　松本地方の企業経営者らでつくる実行委員会の主催で、信濃毎日新聞社などが共催。今年はプリン専門店やカフェ、和食など７店が新たに出店するほか、東日本大震災や熊本地震の復興支援ブースも設け、東北地方の日本酒や熊本県の焼酎を販売する。

　平日は午後５〜９時、土日曜日は午前１１時〜午後９時。県内外のアーティストによる楽器演奏などもある。実行委員長の蔵岡久男さん（４８）は「さまざまな店が参加するようになり、食の祭典として内容が年々充実している」と来場を呼び掛けている。