ボートに乗った志青会の若者が操る2匹の大蛇

ボートに乗った志青会の若者が操る2匹の大蛇

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志賀高原大蛇祭り 「湖上渡り」で幻想的に開幕

信濃毎日新聞(2016年8月20日)

 山ノ内町志賀高原で19日、第50回志賀高原大蛇祭り(志賀高原観光協会主催)が3日間の日程で始まった。大沼池にすむという伝説の大蛇にまつわる恒例の催しだ。初日は2匹の大蛇を担いだ若者が、ボートで大沼池をゆっくりと渡る「湖上渡り」を披露した。

 湖畔にある水神のほこらで大蛇に入魂する儀式を行った。その後、志賀高原観光協会青年部「志青(しせい)会」の若者がボートに乗り込み、長さ5メートルほどの大蛇2匹を操った。ホラ貝の音が響く中、発煙筒で焚いた白煙がたちこめる湖面を大蛇がゆっくりと進んだ。

 観光で訪れた大阪府高槻市の松井敦さん(56)、真理子さん(57)夫妻は一般参加者の代表として儀式で玉串をささげた。若者が威勢良く大蛇を担ぐ様子を見て、「幻想的な雰囲気でいいね」「楽しそうに担いでいて面白い」と話し合っていた。

 20日は志賀高原総合会館98駐車場の特設会場で前夜祭があり、太鼓やダンス、吹奏楽などが披露される。21日には志賀高原内を大蛇や神楽などが練り歩く行列のほか、特設会場でミス志賀高原コンテストがある。

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