客室の障子に投影した映像を確認するワークショップ参加者

客室の障子に投影した映像を確認するワークショップ参加者

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旅館の障子にプロジェクションマッピング 富山

北日本新聞(2016年8月24日)

 富山市総曲輪の「きよた旅館」は、館内の扉や客室の障子をスクリーンにするプロジェクションマッピングを企画し、市民らと映像制作のワークショップを行った。旅館は現在休館中で、2018年春のリニューアルオープンに合わせて投影できるよう準備を進めている。

 きよた旅館は1949年、料理旅館として開業。近年は外国人旅行者やビジネス客、バックパッカーらさまざまな人が集まる宿となっていた。施設の老朽化のため、改装に向けて2月から休館している。館内に新たにコミュニティー広場を設けるといった構想を練っており、利用客を迎える一つとしてプロジェクションマッピングを企画。女将(おかみ)の濱井憲子さんが協力を呼び掛け、映像づくりのワークショップを行った。

 氷見市在住の映像作家、釜石拓真さんを講師に12人が参加し、1~2分間の3パターンの映像を作った。一つは障子をスクリーンに想定し、桜の花びらや雪の結晶が舞うイメージのシルエットで四季を表現。ソファでくつろぐ浴衣姿の男性と、さまざまな人が行き交う様子を表した歩く足だけのシルエットの映像も撮影した。

 参加者は、地元の人も集える旅館の在り方を考え、意見を出し合った。映像を編集した後に上映があり、「きれい」と仕上がりを喜んだ。

 濱井さんは「ここには住んでいる場所が違う人たちが一緒にいる面白さがある。言葉で説明しにくい部分を映像を通して伝えたい」と話していた。

 今後、投影場所や操作方法などを検討し、リニューアル後に活用する予定。

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