御嶽山麓や木曽郡木曽町開田高原をオープンカーで走って景観を楽しみながら、2014年9月の御嶽山噴火災害後の安全性も確かめてもらう催しが、9月10日に開かれる。御岳ロープウェイを運営するアスモグループ社員の南欣司(やすし)さん(47)が昨年に続き、幼なじみと2人で企画。オープンカーでの参加を募っている。
イベント名は「初秋の御嶽山・開田高原オープンカーミーティング」。オープンカーが連なって走る様子を見せることで、観光客を呼び込む狙いもある。昨年は東海、北陸地方を中心に24台が参加した。噴火後に各地から木曽町などに義援金が届いたことへのお礼として、今回の参加者に寄付を募り、熊本地震の被災地に贈ることも考えているという。
当日は、岐阜県高山市の道の駅「ななもり清見」を午前9時半に出発し、御岳ロープウェイの麓側の鹿ノ瀬駅に同11時半ごろ到着する。御岳ロープウェイで山頂側の飯森高原駅に行き、スイーツを味わった後に下山。午後1時半に出発して開田高原の木曽馬の里に向かう予定だ。
どの地点から参加してもいい。参加費は御岳ロープウェイの往復とスイーツ代で2780円。通常の乗車料金より割安で利用できる。詳しくは御岳ロープウェイ(電話0264・46・2525)の南さんへ。