1968年福井国体の様子を紹介する館蔵品ギャラリー展=31日、福井市立郷土歴史博物館

1968年福井国体の様子を紹介する館蔵品ギャラリー展=31日、福井市立郷土歴史博物館

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1968年「民泊国体」資料で回顧 宿舎表示板など展示、市郷土歴博

福井新聞(2016年9月1日)

 1968年に行われた福井国体を紹介する館蔵品ギャラリー展が、福井市立郷土歴史博物館で開かれている。「民泊国体」と呼ばれるほど、大規模な民泊を展開した当時の様子を振り返っている。10月11日まで。

 2巡目福井国体を2年後に控え、市民の機運を盛り上げようと同館が企画。当時は宿泊施設が不足し、一般住宅に選手や監督が宿泊した。県内で約8千人が民泊し、半分を市内で受け入れたという。

 ギャラリー展では、民泊用の住宅を示すプラスチック製の「国体宿舎表示板」や、もてなし方を解説したパンフレットなどを展示した。民泊先で選手に提供した食事「国体標準食」の写真や調理講習本、調理講習会の新聞記事も並んでいる。講習本では、おろしそばも紹介されていたという。

 このほか、当時の島田博道福井市長が使っていた選手団の赤いユニホーム、福井銀行が国体にちなんで配布した貯金箱などもある。開催日ごとに色が違う各種目の入場券も展示。料金は80~130円で、現在の1200円ほどに相当する。田中伸卓学芸員は「当時の福井国体は過去最大規模の民泊が行われた。民泊推進が叫ばれている現在の状況と重なって興味深い」と話している。

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