同じ表紙の「広報さんじょう」と「広報つばめ」。燕三条工場の祭典を両紙でPRしている

同じ表紙の「広報さんじょう」と「広報つばめ」。燕三条工場の祭典を両紙でPRしている

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「工場の祭典」へタッグ 三条、燕両市が広報紙制作

新潟日報(2016年9月6日)

 10月6~9日に開催される「燕三条工場の祭典」をPRしようと、三条、燕の両市が広報紙を共同制作した。ことしで3回目の取り組みで、9月1日発行の「広報さんじょう」と「広報つばめ」は、表紙から7ページまでがほとんど共通の内容。両市の広報担当は「工場の祭典は両市共同の大きなイベント。広報紙でも一体感を盛り上げたい」としている。

 広報紙の共同制作は3年前、第2回工場の祭典から燕市が実行委員会に加わったのがきっかけ。三条市側から声を掛け、共同で広報紙を発行することになった。打ち合わせは三条市役所で行い、広報担当者のほか、工場の祭典を担当する商工関係の職員も参加。一緒に取材し、執筆している。

 ことしの広報紙では、農業の現場を開放する新企画「耕場(こうば)の祭典」に参加する農家の対談を掲載。三条市の2人と燕市の2人が登場し、意気込みを語った。関連イベントの情報ページなどでは、三条市が「日本の凧の会秋季越後全国大会」、燕市は「青空即売会」と、市独自の内容も載せている。

 市民からはこれまで、「燕の情報も載っていて便利」(三条市)、「同じ表紙でインパクトがある」(燕市)などの意見が寄せられたという。

 燕市はこのほか、14、15年の8月1日号で、弥彦村とも広報紙を共同制作している。

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