岩の原葡萄園で始まったワイン用ブドウの収穫=5日、上越市北方

岩の原葡萄園で始まったワイン用ブドウの収穫=5日、上越市北方

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豊潤な実り 上越・岩の原葡萄園

新潟日報(2016年9月6日)

 上越市北方のワイナリー、岩の原葡萄(ぶどう)園で5日、ワイン用ブドウの収穫が始まった。夏の暑さの残る日差しがつるの間から差し込む中、作業員約10人が赤みを帯び始めた実を一房ずつ、はさみで丁寧に切り取っていた。

 岩の原葡萄園はブドウ畑6ヘクタールを所有。ことしは7月下旬に大雨が降ったものの、その後は天候に恵まれ、実の色づきが昨年より早く進んだという。

 この日収穫したのは、創業者の川上善兵衛が改良した白ワイン向けの品種レッド・ミルレンニューム。収穫後は果汁を濃縮させるため、2カ月ほど凍結させてから仕込み始める。

 岩の原葡萄園の建入一夫技師長(54)は「ことしの生育は順調。国産ワインの注目が高まっているので、みんなで力を合わせ、品質の高い商品を届けたい」と話した。収穫は10月中旬まで続く。

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