拝殿の縁側を厳かに歩く氏子

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木曽義仲のお礼参り再現 小矢部・埴生護国八幡宮

北日本新聞(2016年9月13日)

 小矢部市埴生の国指定重要文化財・埴生護国八幡宮で11日、「宮めぐり神事」が行われ、源平倶利伽羅合戦に大勝した木曽義仲のお礼参りの様子を再現した。

 宮めぐり神事は小矢部市無形民俗文化財でとやまの祭り百選に選ばれている。1183年の源平倶利伽羅合戦で、義仲は埴生護国八幡宮で戦勝を祈った後、平家の大軍を打ち破り、同八幡宮に戦勝参りしたとされる。

 道を清める長さ約4メートルの「道祖幣(どうそへい)」を持った氏子を先頭に、古文書などの宝物をささげるはかま姿の児童と武者姿の若者計16人が列を成し、笛や太鼓などの音色に合わせて拝殿の縁側を厳かに歩いた。武者姿の若者たちが本殿に駆け込んで締めくくった。

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