いしかわ動物園(能美市)の「ファン感謝デー」は休園日の13日、初めて開催され、動物園ファンクラブ会員が、普段は動物がいる屋外展示場に入り、生態や飼育員の仕事に理解を深めた。
感謝デーは会員限定イベントで、動物園ファンの拡大を進める狙いで開かれた。参加者は、動物が展示されていない状態の「アフリカの草原」やライオンの展示スペースに足を踏み入れた。飼育員がシマウマの毛皮やライオンの手の剥製を見せ、動物の魅力について語った。
園長室も開放され、家族連れが「1日園長」と書かれた飼育員用のジャンパーを身に着け、記念撮影を楽しんだ。