山の斜面から顔を出したマツタケ=14日、諏訪市湖南

山の斜面から顔を出したマツタケ=14日、諏訪市湖南

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秋の味、ゆっくりと 諏訪でマツタケ収穫始まる

信濃毎日新聞(2016年9月15日)

 諏訪地方も秋の味覚マツタケのシーズンを迎えた。14日、諏訪市湖南の後山(うしろやま)地区の標高約1300メートルの斜面では、マツタケが湿った落ち葉の下から顔を出していた。今年は盆すぎからの残暑と少雨の影響か、昨年より1週間から10日ほど遅いという。

 後山地区でマツタケ料理を提供する「松茸(まつたけ)山荘」の遠藤猶善(なおよし)さん(66)によると、台風通過後の雨で土が湿り、地熱が下がった1週間ほど前から1本、2本と出始めた。例年、順調に出始めるのは最低気温が15度くらいに下がってからという。遠藤さんは「もう少し気温が下がって1週間に1回程度雨が降ってくれると期待できる」と話した。

 収穫のピークは10月初旬を見込んでいるという。松茸山荘は今月24日から約1カ月間営業する予定だ。

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